トヨタ・デンソーにおける生産現場の「自主研」の考え方を、様々な業種のホワイトカラーへ適応し、生産性の向上を図る。
「自主研」の目的は、スタッフ一人ひとりの成長・職場能力の向上です。元々はトヨタ・デンソーの製造現場の改善活動の一環として定着している活動ですが、この考え方は、メーカーのみならずサービス業等のホワイトカラーの改善活動としても有効です。
学校法人での10年以上の活動の経験から得られた考える職場づくりノウハウを紹介します。
形式として、対話形式を多用した「アクティブラーニング」を用います。
研修の概要
- 対象 :営業・開発・システム・管理・オフィス部門の中堅社員・リーダー・管理者・スタッフ
- 研修時間 :2時間
- 定員 :30名
研修カリキュラム
*研修の構成・カリキュラムは、ご要望に応じてカスタマイズ致します
1.改善塾の進め方
- 自主研に至る準備として、「改善塾」を展開します。この活動の狙いは、「自分達で考え、行動し、成果を出す人材(人財)を育成することにより、競争力のある組織をつくる」ことにあります。
- この「改善塾」には型があり、「人づくり」「見える化」「スタンディングミーティング」「現場発表と運営発表」の4つから成り立っています。
2.「改善塾」の特徴
- 学校法人における「改善塾」はまず活動の理念を明確化する必要がありました。自らが「改善塾長」となり、改善塾の理念を明確化することから始めます。
- 当初は、改善の風土はあまりありません。その様な状況の中で、強引に小集団活動である改善塾を展開しても、「やらされ感」が漂うとの考えから、改善を伝道する仲間「伝道師」の育成から始めます。
- 上記「伝道師」、各改善職場の「改善リーダー」、「改善メンバー」、「部門長(上級職)」各々の役割を明確化して6ヶ月間を区切りにして活動を展開します。
3.自主研の進め方
- 「自主研」の定義は、「本部門長・部門長を中心に、原則全員が自ら主体となって、改善活動を通じて職場を成長させるあり方を研究しつつ実践すること」です。言わば「改善+方針管理=仕事と改善の一体化」と言えるかも知れません。
4.学校法人における「自主研」の特徴
- 学校法人は、校舎の様に生徒や保護者を目の前にして行う仕事(校舎業務)、バックヤードや本社の様に生徒や保護者を目の前にせず行う仕事(スタッフ業務)に大別されます。自主研活動は「型」を大切にしながらも、夫々の職場に合ったものに自ずと進化させていきます。
基幹人材養成研修について
当研修は、業種・業態・規模に関わらず、普遍的な内容になっています。これから業績を伸ばすために、幹部人材育成ほど重要なテーマはありません。中小企業の皆さまにも、ご活用いただける内容となっております。
*研修テーマについては、ご要望に応じますので、お気軽にご相談ください。
詳細をお知りになりたい方、またご自身の会社にとって役にたつかどうかをお知りになりたい方など、是非、お問い合わせください。詳細内容についてご説明いたします。